針生ヶ丘病院 新病棟(中央棟)について
病院創立75周年の平成20年に、新病棟(中央棟)を運用開始しました

新病棟(中央棟)

 当院は昭和8年8月、現在の地(郡山市大槻町)に郡山脳病院(39床)の名称で、福島県では初めての民間精神科病院として開設しました(昭和28年に「郡山精神病院」、昭和55年に「針生ヶ丘病院」に改称)。
 以来75年間、地域の精神保健の充実に努め、多くの方々に対する心身の健康増進に努めてまいりました。この度、451床ある病床のうちの235床を改築し、平成20年4月より新病棟の運用を開始、更に既存建物の改修工事を行い、秋に全ての工事が終了しました。この一連の工事によりハード面の整備が完了し、21世紀に相応しい精神科医療・介護を、これまで以上に充実させていくことができるようになりました。
 今回の施設整備計画は、75年という長い歴史を持つ中で、諸先輩方が築き上げてきた経験に、私たちの持つ技術を発揮し、これからの精神科医療を見据えて渾身の力で進めてきました。そして、当院を利用される方々と私たち職員などによって、さらに温かみのあるものになるよう、みがきをかけていきたいと考えております。

新病棟(中央棟)の概要

 新病棟は地上5階建て、敷地の中央に位置しており、既存建物とのアクセスの中央部でもあり、また、様々な治療を行う中心的な役割を担う建物であることから、「中央棟」という名称にしました。
 1階は、歯科治療室(ユニット数3台)、理学療法室、検査室、レントゲン・CT室、売店など、入院中の患者さんのほか、外来患者さんやお見舞いに来られた方など、当院にお越しになる多くの方々にご利用いただく空間になっています。また、給食施設を一新し、入院中の患者さんに対する毎日の食事提供を充実させていきます。更に、通所デイサービス事業を新規に開設しました(針生ヶ丘デイサービスセンターなごみ)(定員25名。平成20年6月1日開設)(後述)。
 2〜5階は入院患者さんの病棟になります。2階は認知症病棟(60床)、3階は精神科合併症病棟(60床)、4階は精神科急性期治療病棟(55床)、5階は精神科亜急性期治療病棟(60床)になります。病室は個室と4床室の構成となりますが、このうちの計75床が個室です。「21世紀は心の時代」と言われている中、ストレスやうつ病などで苦しんでいる方が大変多くなっています。一人になれる場所で静養したい、短期間だけでもゆっくりと休みたい、治療に専念したい・・・、などのニーズが多くなっている今、そのような方々が安心して入院し、治療できる環境を用意しました。
 また、現代精神科医療の基本政策の一つに、急性期医療の充実があります。当院においてもハード面を整備し、精神科急性期医療を積極的に取り組んでいきます。
個室 4人床室

在宅療養訓練指導室(中央2病棟)

特別室

通所介護事業「針生ヶ丘デイサービスセンターなごみ」の新設(平成20年6月1日開設)
 新病棟の1Fには、「針生ヶ丘デイサービスセンターなごみ」を新規に開設し、介護保険適用の通所介護事業に取り組んでいます。これまで当院では、認知症の方の入院施設を平成11年より運営し、患者さんの治療を行ってきました。また、平成13年の介護保険法施行と同時に針生ヶ丘居宅介護支援事業所を開設、近隣の各介護事業所との連携により、介護を必要とする方々に最適なケアプランづくりを進めてきました。今回の新病棟建設を機に通所介護事業所を開設することで、これら3つのサービスが有機的に結びつき、また、地域に数多くある介護事業所とのネットワークにより、ご利用される方々に満足いただけるサービスを提供できるものと考えております。

針生ヶ丘デイサービスセンターなごみ
お問い合せ先: 電話024(934)0064

既存建物の改修工事
 新病棟の運用開始後、既存の建物(本館・東棟)も一部改修工事を行い、より良い医療を提供できるよう、ハード面の整備を行いました。


(公財)金森和心会 針生ヶ丘病院
院長  熊倉 徹雄
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